釜石市の高台にそびえる、高さ48.5メートルの魚籃観音像です。この観音像は、1665年に創建された明峰山石應禅寺が平和を祈り、1970年に建立したコンクリート製の立像です。 大仏の内部には螺旋階段があり、13階に分かれています。2階から各階には木彫りの七福神が祀られており、下から順に弁財天、恵比須、大黒天、福禄寿、毘沙門天、寿老人、布袋が祀られています。2階には拝殿があり、3階には美しい木彫りの三十三観音が祀られています。また、12階には展望台があり、海抜120メートルから釜石の美しい海岸線や陸中海岸国立公園の景色を一望できます。 周辺には、2羽のカモメが寄り添うハート型のモニュメントや、...»
大船渡港は全国有数のサンマの水揚げ港として有名です。秋のサンマは北の海でたくさんの餌を食べているため、脂がのっており美味しさが際立ちます。 一方、初夏のサンマは脂が少なくさっぱりしているので、焼き魚としては物足りないと感じることもあります。そのため、たたきや刺身にして食べることが多いのです。 このさんまの刺身には、シソや長ネギ、みょうがなどの香味野菜を合わせ、酢みそをかけて食べます。 新鮮なさんまのぷりぷりとした歯ごたえが楽しめ、香味野菜の涼しげなシャキシャキ感と、さっぱりとした酢みその味わいが絶妙です。さっぱりとした夏の味わいを楽しめる、絶品の一品です。...»
岩手県大船渡市に伝わる「さんまのすり身汁」は、新鮮なさんまのすり身を大きな団子状にして煮込んだ、素朴ながらも奥深い味わいの郷土料理です。新鮮なさんまのすり身に調味料をたっぷり混ぜ合わせ、その味と旨みが汁に染み出て絶品のすり身汁ができあがります。 後から味付けをしないので、野菜とさんま本来の甘みや旨み、香りをダイレクトに楽しめる浜の料理です。 ポイントは、新鮮なさんまを使い、すり鉢でよくすり身にすること、そしてすり身をよく煮出すことです。さんまの他にもイワシやカツオなど、さまざまな魚で作ることができます。薬味に麹なんばんを入れると生臭さが消え、辛みも加わってさらに美味しくなります。 主な伝...»
岩手県の太平洋岸、三陸リアス式海岸全域で盛んに行われているホタテの養殖。この地域は、大きな河川が流れ込み、養殖に必要な養分が豊富です。夏場には河川からの冷たい水によって海水が冷やされるため、高水温が苦手なホタテにとって好条件です。 また、湾内での養殖は波の影響もあまり受けず、年間を通して安定的な水揚げが見込めます。 岩手県のホタテは、身がふっくらと大きく、食べ応えがあります。刺身で食べておいしいのはもちろん、殻付きで直火焼きにしても、弾力のあるぷりっとした身と豊かな風味が楽しめます。...»
南三陸の大自然に悠々と翼の筆を走らせる、かもめをモチーフにしたさいとう製菓が製造・販売する銘菓である。 素材の持ち味を生かす製品づくりにこだわり、「大手亡」「砂糖(白ザラメ)」「小麦粉」「鶏卵」等を永年かけて育んだしっとりほくほくの黄味餡をホワイトチョコレートで包みあげた風味豊かなお菓子です。...»