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岩手県産 秋さけ

(鮭)

捨てるところなく味わう秋鮭

岩手県のサケの漁獲量は、本州トップクラスです。サケは冬のタンパク源として、捨てるところなく食べられます。魚肉は塩引きや新巻に、卵はハラコ、スジコやイクラに、頭は三平汁や粕汁に、鼻柱(氷頭)はなますやみぞれあえなどにして食べられます。中骨も柔らかく加工され、「さけ中骨缶詰」として商品化されています。

秋さけは、脂肪が植物性に近いヘルシーな魚として知られています。脳の働きを促進するEPAやDHA、低カロリー良質なタンパク質、抗酸化作用のあるアスタキサンチンなどを豊富に含んでいます。9月から翌年2月までが旬。特に11月は脂が乗り、最も美味しく味わえます。

秘訣は古くから行われているふ化放流

岩手県では明治時代からサケの人工ふ化放流を行っています。昭和40年には600トン程度だった漁獲量が、平成8年には7万3千トンと、120倍に増加しました。サケの稚魚は県内30ヶ所ある人工ふ化場で飼育されています。

岩手のイクラは皮が柔らかく品質が良いため、市場で高い評価を得ています。これは、岩手県の秋サケ漁が定置網漁法で行われていることと関係しています。定置網漁では、生きたまま漁獲されるため、鮮度が非常に良い状態で市場に出荷されます。さらに、河川に遡上する前に漁獲することで、柔らかく品質の良いイクラに加工することが可能です。

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岩手県産 秋さけ
(鮭)

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