岩手県 » 一関・平泉

えび餅

(もち)

鮮やかな紅色と香ばしい香りが食欲をそそる、おもてなし伝統料理

岩手県南では、年中行事や冠婚葬祭のもてなし料理で餅をつく習慣があります。この地域には200種類もの餅料理があり、伝統的な食材であるもち米、小豆、えだまめ、沼えびなどが使用されます。地元での調達を基本としています。

中でも特徴的なのが「えび餅」です。花泉地区では、水田潅漑用のため池があり、春や秋には網を使ってえびとりが行われます。そのえびを丸ごと炒り、酒と塩で味を整え、つきたての餅に混ぜ込みます。白い餅に桜色のえびが鮮やかで、香ばしい香りが食欲をそそります。

Information

名称
えび餅
(もち)

一関・平泉

岩手県