ライトアップと恋人の聖地
夕暮れになるとライトアップされ、見る人々を幻想の世界へいざないます。そのロマンティックな景色が話題となり、「恋人の聖地」として認定されました。周辺には恋人の聖地のモニュメントも設置されています。
観光名所としての魅力
宮守川橋梁は、長さ107.3メートル、高さ17.8メートルで、20メートルの間隔で5連のアーチが並んでいます。宮守町を代表する観光名勝の一つで、岩手が生んだ名童話作家・宮沢賢治は、この橋の上を走るJR釜石線の前身「岩手軽便鉄道」をモデルにして名作「銀河鉄道の夜」を描いたとも言われています。
一日に1本しか走らないSL列車もこの橋の上を走ることがあり、運が良ければめがね橋の上を力強く走るSLを見られるかもしれません。この光景はまさに「銀河鉄道の夜」のようです。
湧水と香り高いわさびの里
めがね橋のすぐ近くには、道の駅みやもり「清流とわさびの里」があります。ここは国道283号線沿いに位置し、駅内には情報交流センター「ふれあい情報プラザ」があります。東北一の生産量を誇るわさびや農産物が直売されています。
遠野市宮守地区は「わさびの里」として知られ、湧水を利用して栽培されるわさびは色も香りも辛味のバランスが絶品です。駅内のレストラン銀河亭では、地元の特産品やわさびを使用した料理が豊富に揃い、「たっそべ漬」やわさびみそ、わさびビールなどが楽しめます。