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めがね橋(宮守川橋梁)

(みやもりがわ きょうりょう)

童話「銀河鉄道の夜」のような光景

宮守川橋梁、愛称「めがね橋」として知られるこの鉄道橋は、宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」のモチーフとしても有名で、幻想的な風景が広がります。

宮守川橋梁には2代あり、旧橋は1915年に竣工し、1943年に改修されて現橋となりました。改修以前には釜石線の前身である岩手軽便鉄道でも使用されており、石造りの旧橋の橋脚も3基現存しています。橋脚が半円が五つ連なるアーチ構造で、その姿はまるでめがねのようです。

ライトアップと恋人の聖地

夕暮れになるとライトアップされ、見る人々を幻想の世界へいざないます。そのロマンティックな景色が話題となり、「恋人の聖地」として認定されました。周辺には恋人の聖地のモニュメントも設置されています。

観光名所としての魅力

宮守川橋梁は、長さ107.3メートル、高さ17.8メートルで、20メートルの間隔で5連のアーチが並んでいます。宮守町を代表する観光名勝の一つで、岩手が生んだ名童話作家・宮沢賢治は、この橋の上を走るJR釜石線の前身「岩手軽便鉄道」をモデルにして名作「銀河鉄道の夜」を描いたとも言われています。

一日に1本しか走らないSL列車もこの橋の上を走ることがあり、運が良ければめがね橋の上を力強く走るSLを見られるかもしれません。この光景はまさに「銀河鉄道の夜」のようです。

湧水と香り高いわさびの里

めがね橋のすぐ近くには、道の駅みやもり「清流とわさびの里」があります。ここは国道283号線沿いに位置し、駅内には情報交流センター「ふれあい情報プラザ」があります。東北一の生産量を誇るわさびや農産物が直売されています。

遠野市宮守地区は「わさびの里」として知られ、湧水を利用して栽培されるわさびは色も香りも辛味のバランスが絶品です。駅内のレストラン銀河亭では、地元の特産品やわさびを使用した料理が豊富に揃い、「たっそべ漬」やわさびみそ、わさびビールなどが楽しめます。

Information

名称
めがね橋(宮守川橋梁)
(みやもりがわ きょうりょう)
リンク
公式サイト
住所
岩手県遠野市宮守町下宮守
電話番号
0198-62-2111
駐車場

道の駅みやもり 100台

アクセス

東北横断自動車道釜石秋田線宮守I.Cから13分

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