岩手 観光ガイド

岩手 のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

猊鼻渓

奇岩絶壁を舟下りで楽しむ風光明媚な渓谷

猊鼻渓は、北上川の支流である砂鉄川に広がる約2kmの渓谷です。約2kmにわたる渓谷には、高さ50メートルを超える石灰岩の岸壁が連なり、奇岩や滝など、変化に富んだ景観を舟下りで楽しめます。...»

厳美渓

神秘のエメラルドグリーンとダイナミックな渓谷美

厳美渓は、栗駒山から流れる磐井川が作り上げた約2kmの渓谷です。奇岩や怪岩、滝、深淵など、変化に富んだ景観が楽しめます。遊歩道からは、上流の荒々しい流れと下流のゆったりとした淵のコントラストを眺めることができます。...»

龍泉洞

ドラゴンブルーに輝く地底湖

龍泉洞は、秋芳洞(山口県美祢市)・龍河洞(高知県香美市)と共に日本三大鍾乳洞の一つであり、1938年(昭和13年)に「岩泉湧窟及びコウモリ」として国の天然記念物に指定されています。 洞窟の全長は5,000メートル以上と推定され、現在確認されている総延長は4,088メートルに達しています。高低差は±195メートルです。洞内には清水が湧き出ており、いくつかの深い地底湖を形成しています。第三地底湖の水深は98メートルで、未公開の第四地底湖は日本一の水深120メートルを誇ります。 観光コースとして約700メートルが一般に公開されており、直線的に伸びる神秘的な洞窟空間や、透明度の高い水をたたえた「ド...»

中尊寺

金色堂をはじめとする文化財の宝庫

中尊寺は、天台宗の大本山で、奥州三十三観音番外札所の一つです。藤原清衡が実質的な開基であり、奥州藤原氏三代ゆかりの寺として知られています。特に平安時代の美術、工芸、建築の粋を集めた金色堂は有名で、多くの文化財を所有しています。 2011年には「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の構成資産の一つとして世界遺産にも登録されました。中尊寺は、平泉毛越寺、松島瑞巌寺、山形立石寺と共に「四寺廻廊」という巡礼コースを構成しています。...»

歴史公園 えさし藤原の郷

平安時代の歴史とロマンに触れる

奥州藤原氏の軌跡をたどりながら、みちのくの歴史と文化を体感できる広大なテーマパーク。大小約120棟の建物があり、当時の生活や政治の様子を垣間見ることができます。厳密な時代考証に基づいた本格的な再現が魅力です。 NHK大河ドラマの撮影の為に作られた大規模オープンセットで、撮影終了後も存続できるような歴史公園として整備されました。平安建築群が再現されたテーマパークとしては日本唯一であり、多くのドラマ撮影の舞台となっていることから「みちのくのハリウッド」とも呼ばれます。...»

宮沢賢治童話村

童話の世界を体感できる

宮沢賢治の童話の世界に飛び込んだような楽しい学びの場です。銀河ステーションをはじめ、賢治の学校、賢治の教室、妖精の小径、天空の広場、山野草園など、さまざまなエリアがあり、賢治の世界に浸りながら心豊かな時間を過ごせます。...»

八幡平

魅惑の高原台地で四季折々の景色を楽しめる

日本百名山にも選ばれる、岩手県と秋田県の県境に広がる標高1,614メートルの山とその周囲の美しい高原台地です。山域は十和田八幡平国立公園に指定され、アオモリトドマツの原生林やさまざまな高山植物の群落が広がる自然の宝庫として知られています。東北屈指の温泉や秋の紅葉の名所としても知られ、日本百名山にも選ばれています。 八幡平アスピーテラインと八幡平樹海ラインという東北有数の2つのドライブルートが山頂近くまで通じており、車でわずか30分で山頂に立つことができます。4月から11月まで通行可能で、雪の回廊、新緑の樹海、錦秋と四季折々の美しい景色を堪能することができます。 八幡平は約40の火山で構成さ...»

わんこそば

もてなし料理から遊び心たっぷりの競技へ

岩手県の名物料理「わんこそば」は、お給仕さんの掛け声「じゃんじゃん」とともに、一口大に小分けにしたそばを小さなお椀に入れてもらい、薬味とともに味わうスタイルです。食べる人は、満腹になるまでお椀の蕎麦を完食し続け、蓋を閉めるまで続けます。 古くは遠方からの客人をもてなす「そば振る舞い」という風習に由来し、ゆでたてを提供するために小さなお椀を使って「おかわり」を行う作法が生まれました。現在では、食べたお椀の数を競い合う遊び心あふれる要素も加えられています。 長野県の戸隠そば、島根県の出雲そばと共に日本の三大蕎麦に数えられ、盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺とともに「盛岡三大麺」として知られ、食文化として...»

達谷窟 毘沙門堂

1200年の歴史を誇る特別な場所

平安時代末期、ここを拠点に悪事を働いていた伝説の悪路王を、坂上田村麻呂が801年に討伐し、その記念に建てられました。毘沙門堂は、仏教の守護神である毘沙門天を祀る堂です。清水寺を模してこの窟に建立され、寺院自体が岩山の窟に造られており、自然と一体化した姿が印象的です。 境内には約150メートルの長さと最大35メートルの高低差を持つ岸壁があり、その下に窟毘沙門堂があります。岸壁の上部には「岩面大佛」と呼ばれる高さ16.5メートル、顔の長さ3.6メートル、肩幅9.9メートルの大きな磨崖仏が彫られており、国内最北かつ全国でもトップ5に入る大像です。...»

浄土ヶ浜

極楽浄土のような雄大なる自然美

浄土ヶ浜は、陸中海岸を代表する景勝地で、鋭くとがった白い流紋岩が美しい海岸を彩り、一つ一つが異なる表情を見せます。岩の上にはナンブアカマツなどの常緑樹がそびえ立ち、松の緑と白い岩肌、そして海の群青とのコントラストが美しい日本庭園のような景観を作り出しています。三陸復興国立公園に属し、国の名勝に指定されています。...»

小岩井農場 まきば園

日本最大級の農場で動物と自然体験

小岩井農場まきば園は、岩手山を背景にした美しい風景の中で、牧羊犬と羊たちによるひつじショー、乗馬、アーチェリー、トロ馬車などのアトラクションが楽しめます。また、牛舎や乳業工場の見学もでき、レストランや売店では名物ジンギスカンや新鮮な牛乳を味わうことができます。...»

遠野ふるさと村

自然豊かな里山で懐かしい農村体験

遠野ふるさと村は、自然豊かな遠野市の里山で馬と人が共に暮らした風景が広がる野外博物館です。グリーンツーリズム実践施設で、森林や田園が広がる8.8ヘクタールの敷地に、遠野郷に残された江戸から明治時代の南部曲り家を移築して再現しています。 村内は農家が集落を彩り、小川や水車、畑が広がり、まるで村人が日々暮らしているかのようで、懐かしさと温かさを感じさせます。訪れる人々は建物を見学できるだけでなく、わら細工や竹細工、染物、陶器づくり、郷土食づくり、農作業など、さまざまな農村生活を体験できます。...»

毛越寺

平安時代の浄土庭園と歴史を堪能する世界遺産

毛越寺は日本を代表する庭園、浄土庭園を中心とした寺院で、国の特別史跡・特別名勝に指定されています。この寺は慈覚大師円仁によって創建され、奥州藤原氏の藤原基衡から藤原秀衡の時代にかけて多くの伽藍が建てられました。 奥州藤原氏の栄華を今に伝える貴重な遺産として、2011年には「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-」の構成資産の一つとして世界遺産にも登録されました。 毛越寺の庭園は、約4万坪の広さを誇る池泉を中心とした平安時代の浄土庭園です。池には中島が二つ、出島が5箇所設けられ、それぞれに趣向を凝らした景観が楽しめます。特に、池の東南岸にある荒磯風の出島は、力強い岩組みと美...»

岩手サファリパーク

野生の王国! アフリカ動物との冒険を楽しもう

岩手サファリパークは、「天空のサバンナ」をコンセプトに、標高200mの丘陵地に広がアフリカ動物たちが暮らす「野生の王国」です。サファリバスやマイカーに乗って、ライオンやトラ、キリン、シマウマなど約60種類600頭の動物たちの生態や行動を間近で観察することができます。 サファリパーク内にはサル劇場、フラミンゴショー、モンキーセンターやゾウの村などがあり、多彩な楽しみ方が用意されています。...»

伝承園

農村の息づかいを感じる野外博物館

伝承園は、移築した遠野郷に残された古い南部曲り家(農家)や水車小屋など、遠野地方の農家の生活様式を再現した野外博物館です。 建物を見学できるだけでなく、伝承行事、昔話、民芸品の製作・実現など農村生活を体験できます。 奇怪な現象をもたらす妖怪や、人知を超える力を持つ神様の伝説は、祖母から孫へ昔語りとして口伝され、現代に残っています。その数の多さや内容の面白さで、日本屈指の伝承の里となっているのが岩手県遠野地域です。地域のおばあさんが方言で語る昔語り体験を多言語の字幕付きで楽しむことができます。...»

南昌荘

盛岡の歴史的な邸宅と美しい庭園

南昌荘は、1885年(明治18年)に盛岡出身の実業家・瀬川安五郎が建てた近代和風の歴史的建造物です。その庭園は数年をかけて築庭され、国の登録記念物にも指定されています。第19代内閣総理大臣の原敬など、多くの著名人が訪れた名園としても知られています。 歴史的な建造物と美しい庭園が調和し、四季折々の表情を楽しむことができます。1000坪以上の広大な敷地に広がる庭園は、盛岡市保護庭園として四季折々の風情を楽しませてくれます。ひな祭り、陶芸展、作品展など、さまざまな企画展も開催されています。...»

盛岡城跡公園(岩手公園)

歴史と自然が調和する公園

盛岡城跡公園は、1633年に完成した南部藩主の居城である盛岡城の跡地に作られた歴史的な公園です。西部を流れる北上川と南東部を流れる中津川の合流地を自然の壕(ほり)として利用した平城で、花崗岩の丘陵地に広がっています。 現在、公園には石垣や池などの遺構が残り、日本100名城、日本の都市公園100選、日本の歴史公園に選ばれています。美しい景観と歴史的な価値が訪れる人々を魅了しています。公園内には、盛岡城主やゆかりの文人たちの歌碑があり、新渡戸稲造、石川啄木、宮沢賢治などの偉人たちの足跡を感じることができます。 公園には広大な芝生広場があり、ピクニックや憩いの場に最適です。春には約200本の桜が...»

盛岡八幡宮

300年の歴史と伝統を持つ盛岡の総鎮守

盛岡八幡宮は、岩手県盛岡市にある、盛岡の総鎮守として知られる神社です。1680年(延宝8年)に南部藩主・南部重信公によって建立され、以来300年以上にわたり、農業、工業、商業、学問、衣食住など人間生活の根源の神として、地域の人々から大きな崇敬を集めてきました。 1884年(明治17年)の盛岡大火や長年の風雪被害を受けて社殿は再建を繰り返し、現在の社殿は1997年(平成9年)に建て直されました。色鮮やかな彫刻が施された朱塗りの大社殿、盛岡の象徴として堂々とした風格を漂わせています。 盛岡八幡宮は、県内最大の大社として、また地域の信仰や祝い事の中心として、現在も多くの参拝者で賑わっています。特...»

岩手銀行 赤レンガ館

古き良き建物が新たな魅力を放つ

岩手銀行の赤レンガ館は、1911年に盛岡銀行の本店として建設され、その後長く岩手銀行の本店として利用されました。東京駅を設計した辰野金吾と葛西萬司によって設計された、東北地方唯一の辰野作品として知られています。 1994年には現役の銀行建築として初めて国の重要文化財に指定され、歴史と美しさが織りなす銀行建築です。...»

八幡平アスピーテライン

美しい景色とダイナミックなドライブウェイ

八幡平を縦断し、岩手と秋田を結ぶ全長27kmのドライブルートです。茶臼岳の山腹を縫って走り、岩手山や青い湖沼、枯れたアオモリトドマツの木々が織り成す独特の景観など、壮大な火山帯の八幡平ならではの風景が広がります。 春の新緑、夏の高山植物、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季折々の表情を見せてくれます。特に4月中旬の開通直後は、道路の両側にまだ残る数メートルの雪が「雪の回廊」となり、訪れる人々を魅了します。 八幡平は、日本百名山にも選ばれる、岩手県と秋田県の県境に広がる標高1,614メートルの山とその周囲の美しい高原台地です。山域は十和田八幡平国立公園に指定され、アオモリトドマツの原生林やさまざま...»

とおの物語の館

遠野地方の民話の世界を体感できる博物館

とおの物語の館は、遠野で語り継がれてきた昔話の世界を見たり触れたりしながら体験できます。遠野地方に伝わる逸話や伝承を紹介した『遠野物語』の著者・柳田國男の生涯と功績についても学ぶことができます。柳田國男が定宿としていた旧高善旅館を「柳翁宿」、晩年の旧居を「旧柳田國男隠居所」として移築し、公開しています。...»

釜石大観音

高台から海と街を見下ろす観音像

釜石市の高台にそびえる、高さ48.5メートルの魚籃観音像です。この観音像は、1665年に創建された明峰山石應禅寺が平和を祈り、1970年に建立したコンクリート製の立像です。 大仏の内部には螺旋階段があり、13階に分かれています。2階から各階には木彫りの七福神が祀られており、下から順に弁財天、恵比須、大黒天、福禄寿、毘沙門天、寿老人、布袋が祀られています。2階には拝殿があり、3階には美しい木彫りの三十三観音が祀られています。また、12階には展望台があり、海抜120メートルから釜石の美しい海岸線や陸中海岸国立公園の景色を一望できます。 周辺には、2羽のカモメが寄り添うハート型のモニュメントや、...»

滝観洞

神秘の地底空間と天の岩戸の滝

滝観洞は、何億年もの時間をかけて形成された大理石からなる鍾乳洞で、総延長は3635メートルを超えます。滝観洞の入口前には、気仙川上流部に朱色の太鼓橋「風恋橋」が架かっており、橋を渡ると地底に広がる神秘的な自然の造形に圧倒されることでしょう。 洞内は幻想的な雰囲気で、照明が施されているため、滝や鍾乳石の美しさが一層引き立ちます。入口から地底880メートルを進むと、神秘的な洞窟ドームが現れ、周囲50メートル、高さ60メートルの壮大な空間が広がり、その中に落差29メートルの滝が姿を現します。天井の大理石の裂け目から美しい水しぶきを放ちながら水が流れ落ち、この滝は大正から昭和期に活躍した女流歌人・柳...»

アスピーテライン 雪の回廊

壮大な雪の壁が続くドライブウェイ

八幡平アスピーテラインは、岩手と秋田を結ぶ全長27kmのドライブウェイ。冬季には通行禁止となり、4月中旬に解除後は雪山を開通する「雪の回廊」となります。 最も高い壁は8メートルにもなり、迫力に圧倒されます。桜や山頂のレストハウスからの絶景も楽しめ、冬と春の魅力を満喫できます。...»

みちのく あじさい園

約400種4万株、日本屈指の規模を誇るあじさいの楽園

みちのくあじさい園は、東京ドーム3個分以上の広さを誇るスギ林に囲まれた園内に、約400種4万株のあじさいが咲き誇る日本最大級のあじさい庭園です。 6月から7月にかけての紫陽花の見ごろには、、山あじさい、ウツギ類、エゾあじさい、ガクあじさい、西洋あじさい、玉あじさいなど、多種多様なあじさいの品種が咲き誇ります。小川や池と紫陽花のコントラストが美しい景色を作り出します。さらに、春には桜やつつじ、夏にはユリやアジサイ、秋にはコスモスなど、四季折々の花々が楽しめます。...»

八幡平ドラゴンアイ

神秘的なブルーの瞳に吸い込まれる

5月下旬から6月上旬にかけて、八幡平山頂付近の鏡沼に現れる八幡平ドラゴンアイは、雪解けによって生まれる自然現象です。 周囲の雪が解け、中央部が残る様子がまるでドーナツのような形状を作り、さまざまな要素が絡み合って、龍の眼を思わせる幻想的な光景が現れます。...»

花巻おもちゃ美術館

木のおもちゃと遊びで繋がるミュージアム

花巻おもちゃ美術館は、岩手県産の広葉樹をふんだんに使った、遊びと学びの体験型ミュージアムです。館内には、木のおもちゃや遊具が並び、子どもから大人まで楽しめる空間が広がっています。 美術館は、30種以上の岩手県産の木材を使った温かみのある空間で、木の美しさや力強さを肌で感じることができます。0歳から100歳まで、誰もが楽しめる花巻の名物をモチーフにしたオリジナル遊具や木のおもちゃが多数揃っています。同じビル内にあるマルカンビル大食堂と合わせて、一日中家族で楽しむことができる施設です。...»

遠野市立博物館

『遠野物語』の世界を知る

遠野市立博物館は、昭和55年(1980年)に開館した日本初の民俗専門博物館です。遠野の自然や暮らし、文化、歴史を『遠野物語』を軸に多彩な映像や展示で紹介しています。 『遠野物語』の著者である柳田國男が遠野を旅したときの印象を体感できるゾーンでは、マルチスクリーンシアターで遠野の風景や民話、さらにここでしか見られない水木しげるの『遠野物語』アニメが上映されています。 また、遠野の「山」「里」「町」の暮らしや文化を紹介するゾーンでは、実物資料やジオラマ展示、映像、音声などで遠野独自の文化を楽しむことができます。 企画展示ゾーンでは、『遠野物語』や柳田國男、遠野民俗学の先駆者である伊能嘉矩や佐...»

めがね橋(宮守川橋梁)

童話「銀河鉄道の夜」のような光景

宮守川橋梁、愛称「めがね橋」として知られるこの鉄道橋は、宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」のモチーフとしても有名で、幻想的な風景が広がります。 宮守川橋梁には2代あり、旧橋は1915年に竣工し、1943年に改修されて現橋となりました。改修以前には釜石線の前身である岩手軽便鉄道でも使用されており、石造りの旧橋の橋脚も3基現存しています。橋脚が半円が五つ連なるアーチ構造で、その姿はまるでめがねのようです。...»

花巻温泉 バラ園

四季折々のバラが咲き誇る、宮沢賢治ゆかりのバラ園

宮沢賢治の故郷である花巻市は、豊富な湯量を誇る花巻温泉郷としても知られています。12ある温泉郷の温泉地のひとつ、花巻温泉にバラ園があります。このバラ園は、宮沢賢治が設計した南斜花壇の場所に1958年に着工され、1960年に開園しました。 広さ約5,000坪の敷地に約450種6,000株をこえるバラが四季折々の豊かな色彩と香りで庭園を満たします。...»

宮沢賢治記念館

宮沢賢治の生涯と文学を紹介

宮沢賢治記念館は、岩手県岩手町にある宮沢賢治の生涯と文学を紹介する施設です。宮沢賢治は、日本を代表する児童文学作家であり、その作品は世界中で愛されています。 記念館は、宮沢賢治が生まれ育った岩手町に位置し、彼の作品や人生に関する貴重な資料や展示物を展示しています。館内では、彼の文学活動、科学への関心、地域への貢献について学ぶことができます。また、宮沢賢治の書斎や生活の様子を再現した展示もあり、彼の創造力や思考の世界に触れることができます。...»

藤七温泉

山の上の露天風呂

藤七温泉は、標高1,400メートルという東北最高峰の位置にある温泉です。藤七温泉には「彩雲荘」という宿が一軒宿があり、日帰り入浴可能です。この宿の露天風呂は、大自然に囲まれた絶好の場所にあり、開放感抜群。特に、青空を見上げながらの入浴は格別です。 露天風呂は乳白色の硫黄泉が特徴で、湯床から湧き出る天然の温泉を楽しむことができます。多彩な混浴露天風呂に、男女別の内湯、女性専用の露天風呂も完備されており、どの浴槽も源泉掛け流しです。 泉質は単純硫黄泉で、高血圧、糖尿病、動脈硬化、婦人病などに効能があるとされています。また、湯床から沸く泥でパックをすると、お肌がすべすべになるというダブル効果も期...»

道の駅「石鳥谷」南部杜氏の里

南部地域の酒造りの技と情熱に触れる

道の駅「石鳥谷」南部杜氏の里は、南部地域の伝統的な酒造り文化を紹介する施設です。ここでは、古くから南部杜氏と呼ばれる酒造りの匠たちが高品質な日本酒を醸造してきました。南部杜氏の技術と伝統を守りつつ、地元産の米や清水を使って日本酒を作っています。訪れる人々は、酒蔵見学や試飲体験を通じて、南部杜氏の技と情熱に触れることができます。 施設内には、酒蔵や蔵元直売所、レストラン、温泉などが揃っています。酒蔵では、丁寧な解説と共に酒造りの様子を見学でき、日本酒の魅力や南部杜氏の技術について学ぶことができます。蔵元直売所では、地元の日本酒や地酒、地産地消の食品などを購入できます。...»

かっこう屋の郭公だんご

空飛ぶだんごは明治40年からの厳美渓の名物

創業は明治40年(1907年)の茶屋「かっこう屋」で販売される郭公だんごは、厳美渓の名物として知られています。このだんごは、磐井川を横断するユニークな方法で販売されています。くと、籠が引き上げられ、注文しただんごとお茶が籠に入れられて降りてきます。この光景は「空飛ぶだんご」として知られ、名物となっています。...»

花巻温泉郷

風光明媚な温泉地

花巻温泉郷は、山と川に囲まれた自然豊かな温泉リゾートです。ここには12の個性豊かな温泉地が集まっており、多彩な湯を楽しむことができます。渓流沿いの景色が楽しめる露天風呂や、秘湯ムード漂う宿など、さまざまな趣向の温泉地が点在しています。 「台温泉」は懐かしく落ち着きのある雰囲気が魅力です。また、長い歴史と露天風呂が特徴の「大沢温泉」は温泉情緒あふれる場所です。それぞれの温泉地の特徴を比べてみるのも楽しみのひとつです。...»

ビール醸造所 ベアレン Baeren

100年前の味を再現するヴィンテージ・ブルワリー

ベアレン醸造所では、100年前の仕込み釜や麦汁冷却糟(クールシップ)など、本場ドイツの設備を使用してクラシカルなビールを造っています。ヨーロッパの伝統的な製法に基づき、深い味わいのクラシック、まろやかな黒ビールのシュバルツ、そしてオールドスタイルビールのアルトなど、多彩なビールを提供しています。季節限定のアップルラガーや冬のヴァイツェンなども人気です。...»

盛岡じゃじゃ麺

中国生まれの盛岡育ち、甘辛い肉味噌が特徴の平打ち麺

盛岡じゃじゃ麺は、うどん状の平麺の上に炒めた肉味噌と刻んだ長ねぎ、きゅうりをのせた美味しい麺料理です。特製の肉味噌と具材を麺に混ぜ合わせ、お好みでおろし生姜、酢、ラー油などを加えて食べます。...»

盛岡冷麺

強いコシと透き通った麺が特徴

盛岡冷麺は、小麦粉とでんぷんを主原料とした、強いコシと独特の歯ごたえが楽しめる半透明の麺が特徴の料理です。牛骨や鶏ガラでじっくり煮込んだ、さっぱりとした中にもコクのあるスープは、キムチの相性も抜群です。 朝鮮半島の冷麺を参考に、盛岡で独自の製法と味が考案されました。昭和中期に市内の焼肉店でメニューに加えられたのが始まりとされ、盛岡冷麺の提供店が次々と開店し、現在では盛岡市内のみならず、全国で広く知られるようになりました。 盛岡冷麺は、わんこそば、じゃじゃ麺と並んで「盛岡三大麺」と称されています。盛岡では一般的に「冷麺」というと盛岡冷麺を指し、主に焼肉店での定番として供されます。...»

遠野ジンギスカン

穴あきバケツとジンギスカン鍋で味わう

ジンギスカンとは羊肉の焼肉のことです。一般的には北海道の料理として知られていますが、実は岩手県の遠野市でも昭和の中頃から食べられており、「焼肉といえばジンギスカン」というほど地域に根付いています。 遠野市のジンギスカンは独特の文化を持っており、穴の開いたバケツに固形燃料を入れ、その上に中央部が盛り上がったジンギスカン鍋を被せて調理します。調理中に煙が出るため、自然と屋外で楽しむことが一般的です。庭先やキャンプでも手軽にジンギスカンを楽しむことができるのは、遠野ならではの魅力です。...»

あんかけ かつ丼

とろっと甘酸っぱいソースが決め手!

岩手県一関市千厩町にある小角食堂の名物料理。大正14年に創業した老舗で、最初は普通の卵を使ったかつ丼を提供していたそうですが、ご飯にタレが染みるのを嫌ったことから、「あんかけかつ丼」を考案しました。 「あんかけかつ丼」は、ご飯の上にキャベツの千切りが乗り、その上にサクサクでジューシーなカツが乗っていて、甘酸っぱいソース味のあんがかかっています。このあんは、カツオ節とサバ節で取っただしを中農ソースや醤油、砂糖などで味付けされているとのことです。...»

まめぶ汁

お祝い事には欠かせない、心温まる味

小麦粉をぬるま湯で練り、山グルミや黒砂糖を包んだものを「まめぶ」と呼びます。これをかんぴょう、にんじん、ごぼう、干ししいたけ、じゃがいも、油揚げ、焼き豆腐などが入った具だくさんの汁に入れて食べるのが「まめぶ汁」です。 岩手県の正月やお盆などの慶弔行事には欠かせない「まめぶ汁」。村を出て都会で暮らす若者たちが里帰りをした際、真っ先にまめぶ汁を口にするというエピソードからも、地元の人々に愛されていることが伝わります。...»

五右衛門ラーメン

遠野市民に愛される、知る人ぞ知る辛くて旨いご当地ラーメン

遠野の隠れたご当地グルメ「五右衛門ラーメン」は、ピリ辛の一品で地元の人々に深く愛されています。このラーメンは遠野市内の様々な店で提供されており、それぞれの店で異なった味わいが楽しめます。特に、市内土淵町にある中華料理店「喜楽」は、五右衛門ラーメンの発祥の地として有名な店です。 この店の五右衛門ラーメンは、透明感のある細い麺に、あっさりとしたが旨みたっぷりのスープ、豚肉や野菜のピリ辛炒めがトッピングされています。辛いけれど、ついつい後を引くような味わいで、人気を集めています。ぜひ訪れてみて、五右衛門ラーメンを堪能してみてください。...»

きりせんしょ

岩手伝統の素朴なお菓子

「きりせんしょ」は、もち米や小麦粉をベースにした生地に、くるみ、黒砂糖、ごまなどを混ぜて蒸し上げた饅頭のことで、素朴な味わいが特徴の岩手の伝統的な和菓子です。臼で挽いたうるち粉やもち粉を使い、モチモチとした食感が特徴です。堅くなっても美味しいため、柔らかさを保つ際には粉に水を混ぜすぎないように注意が必要です。 昔は山椒を刻んで浸した汁で粉を練ったことから「きりさんしょう」と呼ばれ、それが転じて「きりせんしょ」となったと言われていますが、昭和初期にはすでに山椒は使われなくなりました。 この「きりせんしょ」は、家々に伝わる味があり、作り方や味付け、形なども様々です。母や祖母のぬくもりを感じる、...»

もち膳

江戸時代から受け継がれる餅づくしのお膳

一関には江戸時代から続く伝統と歴史ある餅食の文化が根付いています。その中でも代表的な料理がもち膳です。様々な味付けをした餅を膳に並べて食べるスタイルで、正月だけでなく冠婚葬祭や客人へのもてなしの際にも日常的に提供されています。 もち膳の味付けも多彩で、あんこ、ごま、きなこ、くるみ、大根おろし、しょうが、沼エビなど、300種類以上のバリエーションがあると言われています。地元の飲食店では、各店ごとにオリジナルの“もち膳”を楽しむことができ、多様な味を堪能できます。...»

みそ田楽(豆腐田楽)

硬めの豆腐に香ばしい香りの味噌をのせて

岩手県北部地方の伝統料理「みそ田楽」は、硬めに作られた木綿豆腐を串に刺して炭火で炙り、特製のにんにく味噌をつけた素朴な味わいが特徴です。昔から晴れの日には、豆腐の田楽がよく食べられてきました。にんにくを効かせた味噌が香ばしい伝統的な田楽です。 豆腐を短冊に切って串に刺し、いろりの火のまわりに立てて並べ、あぶってから味噌をつけ、再度あぶって熱々のところを食べます。味噌は家族の好みに応じてにんにくや山椒、根しょうがを加えるなど工夫されていますが、大根おろしと一緒に食べると消化も良く、たくさん食べることができます。 豆腐は手作りのものが特に良いですが、木綿など硬めに作ったものが田楽に合います。昔...»

けいらん(岩手県)

遠野の伝統スイーツ、心温まる優しい甘み

岩手県遠野市は、民話のふるさととして知られる地域です。そんな遠野には、古くから地域の人々に愛されてきた甘味のひとつに「けいらん」があります。椀の中にこしあんが詰まったもちが入っており、その形が鶏の卵に似ていることからこの名前がついたと言われています。 地域では、ちょっと小腹が空いたときに食べるおやつを「こびる(小昼)」と呼び、けいらんもその代表的なメニューのひとつです。 遠野市内には、伝統行事や生活を体験できる施設「伝承園」や、大正12年の創業から作り続けているという「鶴乃屋菓子店」など、さまざまな店でそれぞれ異なる味わいのけいらんを楽しむことができます。地域ならではの風味を堪能できる、特...»

さんまの酢みそ和え

香味野菜と酢みその香りが、新鮮なさんま刺に新たな食感を与える

大船渡港は全国有数のサンマの水揚げ港として有名です。秋のサンマは北の海でたくさんの餌を食べているため、脂がのっており美味しさが際立ちます。 一方、初夏のサンマは脂が少なくさっぱりしているので、焼き魚としては物足りないと感じることもあります。そのため、たたきや刺身にして食べることが多いのです。 このさんまの刺身には、シソや長ネギ、みょうがなどの香味野菜を合わせ、酢みそをかけて食べます。 新鮮なさんまのぷりぷりとした歯ごたえが楽しめ、香味野菜の涼しげなシャキシャキ感と、さっぱりとした酢みその味わいが絶妙です。さっぱりとした夏の味わいを楽しめる、絶品の一品です。...»

紅葉漬

鮭を丸ごと使った紅色鮮やかな郷土料理

紅葉漬は、秋から冬にかけて三陸沿岸で豊富にとれる鮭を活用した郷土料理です。鮭の身と腹子を醤油漬けにし、出来上がった際の美しい色合いが紅葉にたとえられ、その名が付けられました。三陸を中心に、正月に欠かせない料理とも言われています。 岩手県の鮭の水揚げ高は全国屈指であり、三陸沿岸でとれる鮭を使った様々な料理が育まれてきました。紅葉漬は、古くから保存食として親しまれてきた逸品です。端午の節句や正月、秋から冬にかけて食べることが多いです。地域の集まりなど、人が大勢集まる時にも作られます。 美しい紅色と風味豊かな味わいが特徴の紅葉漬は、三陸地方の食文化を象徴する一品です。...»

はっと(はっと汁)

小麦粉の平麺を野菜たっぷりのだしで味わう、素朴でヘルシーな郷土料理

「はっと」とは、そば粉や小麦粉を練り、薄くのばして包丁で細く切った麺類のことです。野菜が入った醤油ベースの汁に平たい麺が入っており、昔はお盆のごちそうとして親しまれていました。冷たくなっても「はっと」の歯触りは良く、美味しく味わえます。 この名前の由来は、かつて米が手に入りにくくなった時期に、小麦粉料理が普及し、美味しさゆえに農民が米の生産を怠ることを領主が憂い、食べることを禁止(法度)したことに由来すると言われています。 小麦粉に水を加えて耳たぶ程度の硬さになるまで練り、適当な時間寝かせて指で薄く伸ばし、ゆでて作ります。かつては薄く伸ばすのが女性の得意技とされました。 主な使用食材:小...»

さんまのすり身汁

三陸の秋を味わう、海の幸あふれる郷土料理

岩手県大船渡市に伝わる「さんまのすり身汁」は、新鮮なさんまのすり身を大きな団子状にして煮込んだ、素朴ながらも奥深い味わいの郷土料理です。新鮮なさんまのすり身に調味料をたっぷり混ぜ合わせ、その味と旨みが汁に染み出て絶品のすり身汁ができあがります。 後から味付けをしないので、野菜とさんま本来の甘みや旨み、香りをダイレクトに楽しめる浜の料理です。 ポイントは、新鮮なさんまを使い、すり鉢でよくすり身にすること、そしてすり身をよく煮出すことです。さんまの他にもイワシやカツオなど、さまざまな魚で作ることができます。薬味に麹なんばんを入れると生臭さが消え、辛みも加わってさらに美味しくなります。 主な伝...»

岩手県産 うに

海からの贈り物、濃厚な甘みと深い味わい

岩手県は、リアス式海岸の豊富な海藻類と良質な海水に恵まれ、全国でも有数のウニの産地として知られています。中でも北三陸地方は、親潮と黒潮が合流する豊かな漁場で、良質なウニが豊富に水揚げされています。 岩手県には4種類のウニが生息していますが、食用として漁獲されるのはキタムラサキウニとエゾバフンウニの2種類です。キタムラサキウニは黄色っぽい身を持ち、漁獲量の9割を占めています。一方、エゾバフンウニはオレンジ色の身を持ち、漁獲量の1割を占めています。岩手県にとってウニは重要な磯資源であり、鮑に次ぐ存在です。ウニの増殖を促進するために、人工種苗の放流や魚場づくりが行われています。 ウニはコクのある...»

いちご煮(岩手県)

ウニとアワビを使った磯の香りたっぷりの贅沢な逸品

「いちご煮」は、三陸海岸の郷土料理で、ウニとアワビを使った潮汁です。アワビの淡いブルーを帯びた乳白色の汁の中に黄金色のウニが浮かぶ様子が「朝霧の中に霞む野いちご」のように見えることから、この名前が付けられたと言われています。 この料理は磯の香りが豊かで、贅沢な具材が楽しめるため、地元では晴れの日や正月に欠かせない逸品となっています。新鮮なウニの濃厚な甘みと、アワビのコリコリとした食感、そして磯の香りが三位一体となった贅沢な味わいです。一口食べれば、海の恵みを存分に堪能することができます。 吸い物としてはもちろん、雑煮やいちご煮の汁で炊いたご飯に具を混ぜ合わせた炊き込みご飯や茶碗蒸しなどにア...»

すいとん百味「奥州はっと」

東北地方伝統の味

“はっと”とは東北地方に広く伝わる郷土料理で、地域によっては“ひっつみ”や“とってなげ”と呼ばれる、すいとん風の小麦料理です。奥州市では、市内の飲食店や土産物店がそれぞれ独自の“はっと”を提供しています。 昔ながらの素朴なものから、地元産の和牛を使ったものまで、さまざまなアイデアが詰まったはっとを楽しむことができます。...»

六宝ラーメン

雑穀を練りこんだモチモチの麺が食欲をそそる、滋味深い味わい

かつて冬の寒さが厳しい二戸地区では、栄養価の高い雑穀が主食でした。その古くからの食文化を活かした一品が六宝ラーメンです。岩手県産小麦“ゆきちから”の麺にヒエ、タカキビ、大豆、アピオスなどの雑穀、野田塩を練りこんでいます。 この麺は、もちもちとした歯ざわりと、噛むほどに薫り高く旨みのある味わいが特徴です。醤油や塩などから選べ、市内のショッピングセンターなどに店舗をかまえる地産地消ラーメン店「麺´s 倶楽部」でその味を楽しむことができます。口いっぱいに広がる雑穀の香りを堪能してみてください。...»

あんかけうどん

とろとろ餡と優しい味が心温まる郷土料理

岩手県奥州市の北側に位置する江刺地区は、古くから厳しい冬の寒さを乗り切るために「あんかけうどん」が親しまれてきた地域です。各家庭に代々受け継がれてきた伝統の味を、近年では地元の飲食店にて提供しています。 あんかけうどんの基本は、昆布、鰹節、干し椎茸などでじっくりと取った出汁に、醤油で味付けしたあんかけスープを、茹でたてのうどんにかけます。定番の椎茸や伊達巻、ゆで卵のほか、鶏肉、豚肉、野菜など店ごとに異なるトッピングが楽しめます。 熱々のあんかけスープとつるつるのうどんが織りなすハーモニーは、寒い冬にぴったりです。具材から出る旨味も加わり、心も体も温まる優しい味わいです。...»

お茶もち

醤油とクルミが香ばしい懐かしの串だんご

「お茶もち」は、水田地帯で古くから伝えられている、米粉(うるち粉)を活用した串だんごです。だんごを薄く伸ばして軍配うちわの形にして蒸した後、クルミ醤油のタレをつけて焼きます。 その形から「うちわ餅」と呼ばれていたものが訛って「うじゃもち」となり「お茶もち」と変化したという説が一般的ですが、実際にはお茶は使いません。 主な伝承地域:県央地域、盛岡市主な使用食材:うるち米粉、くるみ、しょうゆ、みりん...»

鉄板ぴざ せんべい

南部せんべいのサクサク感を活かした新感覚のピザ

岩手名物の“南部せんべい”を使用したメニューの一つに、二戸市内の「鉄板焼き処 來」が提供する“鉄板ピザせんべい”があります。岩手県産の小麦粉100%を使用した二戸市の南部せんべい「志賀煎餅」にサラミやトマト、チーズなどを乗せ、ミックスピザ風に焼き上げた一品です。 トッピングには“田子のにんにく”をはじめ、地元産の野菜を使用し、南部鉄器を使って焼き上げるなど、食材から道具まですべて地元にこだわっています。サクサクの歯ざわりと、田子にんにくが効いたトッピング、とろけるチーズが絡んで美味しいこのピザは、軽食としても酒の肴としても楽しめる、地元ならではのグルメです。...»

カシオペアブルー

甘みと酸味のバランス抜群!ブルーベリーの最大粒品種

“カシオペアブルー”とは、岩手県二戸市で生産されているブルーベリーの最大粒品種”チャンドラー”の愛称。全国から寄せられた公募1300点の中から、その名がつけられた。チャンドラーとは直径25ミリ以上にもなる大粒品種で、大きいものでは500円玉ほどの大きさになる。1990年代に米国より持ち込まれたもので、比較的新しい品種のブルーベリーといえるだろう。甘みと酸味のバランスがよく、風味の良さも評判。7月下旬から8月上旬頃に最盛期を迎える。旬     7月 8月 ...»

げいびそば

十割そばに山や海の恵みを盛り込んだ一杯の玉手箱

そばの実を芯まで磨いた100%そば粉・更科を使った南部そばにワカメや山菜、生卵、さらに刺身をのせた温かい蕎麦です。盛りそばのげいびそばもあります。この一杯で山の恵みを感じられ、さらに刺身まで味わえる魅力的な一品です。日本百景の一つにも数えられる名勝で、国の名勝にも指定された猊鼻渓の食事処で提供されています。...»

岩手県産 秋さけ

捨てるところなく味わう秋鮭

岩手県のサケの漁獲量は、本州トップクラスです。サケは冬のタンパク源として、捨てるところなく食べられます。魚肉は塩引きや新巻に、卵はハラコ、スジコやイクラに、頭は三平汁や粕汁に、鼻柱(氷頭)はなますやみぞれあえなどにして食べられます。中骨も柔らかく加工され、「さけ中骨缶詰」として商品化されています。 秋さけは、脂肪が植物性に近いヘルシーな魚として知られています。脳の働きを促進するEPAやDHA、低カロリー良質なタンパク質、抗酸化作用のあるアスタキサンチンなどを豊富に含んでいます。9月から翌年2月までが旬。特に11月は脂が乗り、最も美味しく味わえます。...»

小岩井農場の牛乳

生乳の風味を守る低温殺菌と、健康な牛から生まれる牛乳

小岩井農場は岩手県雫石町にあり、搾りたての生乳を製乳加工までおこなう農場です。小岩井低温殺菌牛乳は「低温殺菌」と「ノンホモ」牛乳です。63℃で30分という低温で殺菌することで、生乳本来の風味や栄養素を最大限に保ち、スッキリとした飲み口を実現しています。 脂肪球を小さくする工程(ホモジナイズ)をせず牛乳本来の大きさを保ち、その結果、香り・コク・甘みが際立つ牛乳ができあがります。...»

ひえ

お米に混ぜて炊くだけで、自然な栄養をプラスする高機能食品

岩手県は、雑穀生産量日本一の豊かな自然に恵まれた土地です。中でも、ひえは国内の生産量の約90%を誇り、岩手県の特産品として広く知られています。 かつて、米がとれない寒冷地では、ひえが主食として食べられていました。滋味深い味わいが特徴です。近年、健康志向の高まりとともに、ひえは再び注目を集めています。白米に混ぜて炊いたり、雑穀米として、またはおやつやパンなどの加工食品としても利用されています。 イネ科のヒエは栄養価が高いことで知られ、特にビタミンB1が豊富で、たんぱく質・ミネラル・食物繊維も多く含まれる健康食品です。ヒエ玄穀は、玄米の約2倍のビタミンB1を含むなど、白米よりも栄養価が高いです...»

ばっきゃ味噌

春の訪れを告げる味

「ばっきゃ」とは、方言で「ふきのとう」を指します。ばっきゃ味噌は、春を感じられる宮城県の郷土料理で、ふきのとうの香りと苦味を楽しむ練り味噌です。ふきのとうをみじん切りにし、味噌、砂糖、みりんなどを加えて炒める料理で、地域によってレシピは若干異なりますが、ご飯が進む料理です。旬は4月です。 主な使用食材:ふきのとう、味噌...»

えび餅

鮮やかな紅色と香ばしい香りが食欲をそそる、おもてなし伝統料理

岩手県南では、年中行事や冠婚葬祭のもてなし料理で餅をつく習慣があります。この地域には200種類もの餅料理があり、伝統的な食材であるもち米、小豆、えだまめ、沼えびなどが使用されます。地元での調達を基本としています。 中でも特徴的なのが「えび餅」です。花泉地区では、水田潅漑用のため池があり、春や秋には網を使ってえびとりが行われます。そのえびを丸ごと炒り、酒と塩で味を整え、つきたての餅に混ぜ込みます。白い餅に桜色のえびが鮮やかで、香ばしい香りが食欲をそそります。...»

安家地だいこん

辛みが強い紅色鮮やかな昔ながらの大根。冬の大切なビタミン源

鮮やかな紅い色と強い辛みが特徴の伝統野菜。肉質が硬く繊維質に富み、貯蔵性に優れている。ビタミンCを青首大根の約2.0倍も含んでおり、寒さが厳しいこの土地の冬の食材として欠かせない。 先人達は干したり茹でたりして、むだなく食べてきた。室(むろ)で冬越しした大根を4月に植えて、収穫は9月下旬~11月上旬。生産は減少しつつあったが、第三セクターの介入により、僅かながらも続行。過疎・ 高齢化の進む山峡の地において、地域の特産品として大切に育てられている。  旬     9月 10月 11月 ...»

いわて南牛

全国的にも評価が高い岩手自慢のブランド牛

いわて南牛は、安心・安全で、味わいにこだわった最高級の黒毛和牛です。日本食肉格付けA3等級以上の枝肉にのみ与えられるブランド名です。 岩手県の最南端、温暖で安定した気候と北上川が潤す肥沃な大地が「いわて南牛」のふるさとです。澄んだ空気、清らかな水、清潔な環境の中で、手塩にかけて育てられています。 岩手の大自然の中、のびのびと育ち、肥育牛は通常30か月で出荷されます。これは異例の長さです。 飼育には肉骨粉を全く使用せず、「くみあい指定飼料」などを与え、厳重な監視体制で管理しています。抗生物質、合成抗菌剤、成長ホルモンの投与は行わず、子牛から肥育まで一貫した体制を築いています。畜産農家のきめ...»

ピーマン味噌

ちょっとづけに欠かせない、岩手ならではのご当地味噌

岩手県の特産品、ピーマンを使った「ピーマン味噌」は、苦手な方でも食べやすい工夫がされています。たくさん採れるこの時期に、ピーマン味噌を作っておけば、さまざまな料理に活用できます。焼きナスの上にのせたり、冷や奴に添えたり、少量加えるだけで風味やコクが増します。 作り方はとても簡単です。麹、お醤油、砂糖、ピーマン、南蛮を混ぜて煮込むだけです。お好みで酒、みりん、柚子こしょうを加えても美味しいです。冷凍保存ができるので、一年中楽しめます。 ピーマンの特産地である岩手県の郷土料理で、麹の甘みと柚子こしょうの香り、ピリッとした辛味がご飯のおともに最適です。...»

卵めん

キリシタンが作ったと伝わる卵入りのそうめん

卵めんは、岩手県南西部の奥州市で作られる卵入りのそうめんです。その起源は江戸時代に遡り、宗教迫害を受けて長崎から奥州に逃れてきたキリシタン信者の松屋重蔵が、カステラの製法を参考にして作り始めたと言われています。当初は「蘭麺」と呼ばれていましたが、明治時代に政治家の板垣退助によって「卵めん」と名付けられました。 卵めんは、小麦粉に卵を混ぜて麺生地にし、塩と少量の水でのばして作ります。つなぎを一切使わず、小麦粉、卵、塩だけで作られたこの麺は、独特のシャキシャキとした歯応えが特徴です。また、卵色のコシが強く、のびにくい麺で、そうめんのように冷たくしても、温麺としてもおいしく食べられます。...»

前沢牛

水と緑、そして農家の情熱が生んだ日本一の銘牛

1986年に全国コンテストで日本一に輝いて以来、極上の肉の全国ブランドとして名高い前沢牛。この優れた品質を生み出すのは、緑豊かな大地です。 奥州市前沢区は北上盆地の南部に位置し、中心部には北上川が流れています。前沢区は、暑さに弱く寒さに強い牛に適した環境であるだけでなく、飼料となる米(稲わら)の生育にも好適です。 内陸性の穏やかな気候、豊富な水、肥沃な大地が良質な米作りに適しており、その稲わらなどが前沢牛の特徴である見事で鮮やかな霜降り肉を作り出しています。...»

岩手 牛スジ もつ丼

短角牛のスジやモツの旨味がたっぷり

岩手県では旧南部藩時代から沿岸と内陸の物資輸送に南部牛を使用していました。この南部牛とアメリカから輸入されたショートホーン種を交配させて生まれたのが、「岩手牛スジもつ丼」の主役となる短角牛です。 短角牛は赤身が多く、脂肪分が少ないのが特徴です。それでいて肉の旨味が抜群で、女性やヘルシー志向の方にも人気があります。厳選された短角牛の新鮮な牛スジやモツと、たっぷりの野菜を使用し、秘伝のタレで味を引き締めた一品です。ボリューム満点で食べ応えがあります。...»

銀河高原ビール

ドイツの伝統的な製法で造るヴァイツェンビール

株式会社銀河高原ビールは、1996年に創業したクラフトビールメーカーです。フラッグシップ商品は「銀河高原ビール 小麦のビール」です。このビールは「ヘーフェ(酵母入り)ヴァイツェン」スタイルで、小麦麦芽、大麦麦芽、ホップ、酵母を使用しています。酵母を取り除かない無濾過製法が特徴で、バナナのようなエステル香と白く濁った見た目が魅力です。フルーティな香りとまろやかな口当たりが楽しめます。...»

岩手県産 ほや

海のパイナップル!見た目より味わい深い夏の味覚

岩手県三陸の夏を告げる旬の食材といえば、なんといっても「ほや」です。その見た目から「海のパイナップル」とも呼ばれるほやは、磯の香りと甘み、苦みが混在する独特の風味が特徴です。 ほやは、消化吸収や疲労回復に効果的なグリコーゲンを豊富に含んでいます。そのため、東北地方では古くから夏バテ防止の食材として親しまれてきました。 ほやの食べ方は様々です。最も一般的なのは、刺身です。ほやの岩についている方を切り、体内の海水を出し、二つに割って皮を剥いて内側のワタなどを出します。そして、取り出した海水と共に頂きます。 二杯酢でいただく酢の物や塩辛も定番です。また、レモンなどの柑橘類にも良く合い、焼くと渋...»

もち料理

古くからの伝統が現代に伝わる一関市のもち料理

岩手県一関市には、古くからの伝統を受け継ぐ「もち料理」の文化があります。昔ながらの伝統料理から近代的な創作料理まで、さまざまなもち料理を楽しむことができます。 一関市では、正月、祭り、年中行事、冠婚葬祭などの席に、餅が欠かせません。その際、日本料理の本膳料理(一汁三菜)形式に合わせて、あんころもち、変わりもち、雑煮、漬物や大根おろしといったもち料理だけで構成される「もち本膳」が提供されます。この「もち本膳」には食べる作法もあり、一関市の古くからの伝統となっています。...»

ドンコ汁

三陸の冬の味覚

三陸沿岸でよく獲れるエゾイソアイナメを「どんこ」と呼び、旬で脂ののった冬の旬の時期に沢山の野菜と一緒に煮込んだ味噌仕立てでいただく郷土料理です。脂が乗ったどんことたっぷりの野菜の旨味が溶け込んだ、寒い冬にぴったりの一品です。 どんこは「大きな口からたくさん入って、小さな尻から出ていきにくい」として、お金が貯まる縁起魚とも言われています。恵比寿講には尾頭付きのどんこ汁を神前に供え、豊漁を祈願しました。また、秋仕舞いの際に食べられる地域もあります。 陰暦10月20日の恵比寿講には、尾頭付きのどんこ汁を神前に供え、豊漁を祈願しました。この習慣は現在も気仙地方で続いています。どんこの白身は淡泊な味...»

ひっつみ

「ちぎって鍋へ入れる。」岩手県おふくろの味「ひっつみ」

ひっつみは、小麦粉をこねて薄く伸ばし、手でちぎって鍋の中で季節の野菜とともにだしで煮込む郷土料理です。具やだしは季節によって様々で、川魚や川のカニ、鶏肉、きのこなどを使用します。この料理の名前は、方言で「手で引きちぎる」を意味する「ひっつむ」から来ています。 味付けは地域や家庭によって異なりますが、主に醤油が使われます。また、「小豆ひっつみ」や「ずんだひっつみ」など、甘くして食べるバリエーションもあります。最近ではカレー味や洋風、中華風なども楽しまれています。 岩手県の伝統料理で、地域によって「とってなげ」、「はっと」、「きりばっと」とも呼ばれます。なめらかで喉越しの良いひっつみは、年齢を...»

昆布

三陸の豊かな海で育った、肉厚で幅が広い昆布は上品な味わい

寒流系の海藻である昆布は、本州では三陸海岸沿岸北部に分布しており、岩手では久慈市から大船渡市にかけて生息しています。天然もので採れる種類は“真昆布”。この昆布は肉厚で幅が広く、上品な甘みとコクが特徴です。 まろやかで澄んだ出汁が取れるため、高級出汁に使われることが多く、昆布の中でも最高級とされています。近年では養殖も行われており、県南部では幅が狭く、独特の苦みととろろ分のある”細目昆布”も生産されています。お刺身昆布や煮昆布などの加工品も多く売られています。 旬: 5月、6月、7月、8月...»

いわて蔵ビール

安全・健康・地産地消にとことんこだわった地元発信のビール

1995年に岩手県一関市地元企業5社で立ち上げた協同組合が開発した地ビール。蔵ビールのこだわりは地産地消。 地元の農家や農協と契約してビール用麦の栽培、麦芽の加工を行っている。 地元産でまかなえないスペシャルモルトやホップは遺伝子組み換え作物を厳しく制限するドイツやチェコ、イギリスから産地メーカーを指定して取り寄せているという。 また、蔵ビールの主原料以外では、岩手県一関市原産のブルーベリー、岩手県衣川村産の大麦など、 地元特産品を使用した発泡酒の開発にも余念がない。...»

白金豚のしゃぶしゃぶ

豚肉の革命!一度食べたい、あこがれのブランド豚・白金豚

岩手県花巻市の「高源精麦(たかげんせいばく)社」によるブランド豚。飲料水がミネラルウォーターなど、妥協を許さない育成法の白金豚(はっきんとん)。 料理人や美食家に絶賛される一方で、限られた店にのみ卸されるため、市場にはほとんど出回らない。その身は柔らかにほぐれるきめの細かさだが、豚肉本来の弾力のある食感も楽しめる。 脂は厚みがあり、しっとりと上品な甘さでまったくしつこさがないという、プラチナポークの名にふさわしい味わい。その味をより堪能できるしゃぶしゃぶは、花巻市内にある直営店ほかで味わえる。...»

白金豚料理

プラチナポークとも呼ばれる岩手県花巻市のブランドポーク

”白金豚(はっきんとん)”とは、岩手県花巻市にある「高源精麦社」が、飼料の配合から出荷まで、一貫体制で生産されているブランド豚肉。 奥羽山脈から湧き出る水を、鉱石でろ過した活性水を飲み水にして育てられ、その肉質のやわらかさとまろやなか味わいが楽しめるため、岩手県周辺だけでなく、都内にも白金豚専門店が存在する。 白金豚の代表料理といえば、肉のやわらかさをいかした”しゃぶしゃぶ”を筆頭に、”ステーキ”、”とんかつ”、”ベーコン”等。口の中で広がるまろやかな旨みを堪能してもらいたい。...»

一関モッフル

もちの街一関の新しい定番!サクッ、もちっの楽しいおやつ

一関と平泉は、季節の行事ごとにもちを食べる習慣を持つ、もち文化の街。その食べ方も種類豊富で、冠婚葬祭の席では、一汁三菜の形式をもちで調えた“もち本膳”を出すという伝統も残る。 この多彩なもち文化の街で数年前から話題となっているのが、一関の食材を使って作る“一関モッフル”だ。 “モッフル”とは、もちをワッフルのように焼いてつくるスナックで、表面はサクッと内側はもちっとした楽しい食感が特長。 アイスやソースをトッピングしたり、ホットサンドのように具材を挟んだりと、バリエーションの豊富さも魅力だ。...»

夕顔煮

魅惑の大瓜、夕顔の煮付け

“夕顔”というのは大きな瓜科の野菜で、中のわたをとって煮付けなどで食べます。旧一関市民の方などにはあまりなじみはないようですが、大東・東山方面の方ならお馴染みの家庭料理です。飲食店でも地元のおばあちゃんがやっているようなところでは出してるところもしばしば。なにこれおいしいの? 美味しいんです。これを食べるために帰ってくる人もいます。 旬     7月 8月 9月 ...»

三陸海岸のホタテ

養殖に最適な三陸海岸産まれ!ふっくら大粒の海の幸

岩手県の太平洋岸、三陸リアス式海岸全域で盛んに行われているホタテの養殖。この地域は、大きな河川が流れ込み、養殖に必要な養分が豊富です。夏場には河川からの冷たい水によって海水が冷やされるため、高水温が苦手なホタテにとって好条件です。 また、湾内での養殖は波の影響もあまり受けず、年間を通して安定的な水揚げが見込めます。 岩手県のホタテは、身がふっくらと大きく、食べ応えがあります。刺身で食べておいしいのはもちろん、殻付きで直火焼きにしても、弾力のあるぷりっとした身と豊かな風味が楽しめます。...»

ごま摺り團子

モチモチッとした団子の中には、トロリとしたごまのすり蜜が!

弾力のある一口サイズのかわいい団子を口にほおばると、中からあふれ出るごまのすり蜜の濃厚さにびっくり! そんなサプライズ感も楽しいかわいらしい団子だ。もちの原料には、米処東北の米粉でモチモチに仕上げられており、これが蜜と一緒になると、ツルッとしたなめらかな味わいになって心地良い。 冷凍販売されており、冷蔵庫で2~3時間解凍後に食べると、ひんやりとした冷たさもデザート感覚で楽しい。岩手県内にある複数の駅で購入できるほど、おみやげ品として広く親しまれている。...»

辨慶力餅(弁慶力餅)

香ばしいくるみともっちりした食感で世界遺産の町を代表する銘菓

平泉にゆかりの深い人物の一人に武将・武蔵坊弁慶がいる。歌舞伎や人形浄瑠璃でも知られるこの人物、いずれもすさまじい怪力の持ち主だったと言い伝えられている。 このエピソードにちなんで作られたお菓子が、“辨慶力餅”だ。大正4年創業、平泉の老舗菓子店「吉野屋」が開店以来作り続ける伝統のこの味わいは、香ばしいくるみを使った餡をもちで包んであり、なめらかな食感とほんのりとした上品な甘みが特長。 熱い日本茶とともにゆったりと味わいたい、平泉の代表的銘菓だ。...»

かもめの玉子

南三陸を代表する銘菓

南三陸の大自然に悠々と翼の筆を走らせる、かもめをモチーフにしたさいとう製菓が製造・販売する銘菓である。 素材の持ち味を生かす製品づくりにこだわり、「大手亡」「砂糖(白ザラメ)」「小麦粉」「鶏卵」等を永年かけて育んだしっとりほくほくの黄味餡をホワイトチョコレートで包みあげた風味豊かなお菓子です。...»

そのまま かぼちゃ

一関市の隠れた銘菓!

まず、見た目のインパクトが凄いです。びっしりの種!大抵の人は驚くのではないのでしょうか?さらに、“そのままかぼちゃ”というシンプルな名前にもなんだか手に取りやすさを感じます。かぼちゃの種を使ったお菓子は数あれど、これはほぼかぼちゃの種オンリーという変わり種です。かぼちゃの種というと堅そうなイメージですが、ソフトせんべいの様なサクサク感なので歯の弱い方でもOKです。甘すぎず香ばしい味わいで、一枚食べたら止まらない美味しさ。この商品はシリーズ化されており、他にも胡麻とアーモンドがあるんです。どれも香ばしく、ついついもう一枚…と、手が伸びてしまう美味しさなので是非ご賞味あれ。...»

銘菓 田むらの梅

あんの甘さと梅の酸っぱさ、青じそが調和した銘菓

厳選した梅・青じその葉・黄金餅の餅粉など地元農家の原料を使用し、素材の美味しさをとことん追求したのが“田むらの梅”。甘酸っぱい梅あんをお餅で包み、さらに青しそを巻いたお菓子。 見た目はシンプルだが、あんこの甘さと青じその葉の塩分、梅の酸っぱさがお互いの旨みを引き立て合いさっぱりとした味わいを作り出している。 材料は厳選した地元農家の粒選りの梅、無農薬の青じその葉、一関産や平泉産の黄金餅の餅粉など良質な素材の数々。 青紫蘇の葉は、塩漬けにして完全に漬かったものを丁寧に水洗いし、さらに蜜に漬けて風味を閉じ込めている。一個ずつ丹念に手で包んで完成させた岩手の銘菓である。 旧 一関藩主 田村家...»

奥の平泉 かりんとうまんじゅう

老舗店が作る香ばしい風味とサクサクとした食感がたまらない逸品

昭和37年(1962年)創業の老舗「千葉恵製菓」が作る「奥の平泉 かりんとうまんじゅう」。胡桃入りの味噌のこし餡を、特製の「こがし蜜」を練り込んだ皮で包み、かりんとうのように油で揚げたまんじゅうです。 外側はカリッと香ばしく、中はしっとり滑らかな特製みそ餡との相性が抜群。まろやかな味噌に、隠し味として本醸造の濃い口オリジナル醤油を使用しています。 かりんとうまんじゅうはオーブントースターなどで焼くと、揚げたての「サクッ!カリッ!」を再現できるように特殊製法で製造されており、さらにおいしくいただけます。 平泉の黄金文化を意識して作られた和のデザインのパッケージも趣があり、贈答にも喜ばれます...»

弁慶のほろほろ漬け

ピリッと効いた唐辛子の辛みが食欲を促す、野菜の刻み漬けです。 材料には人参・大根・きゅうり・なすを使用し、漬け材料にもろみや麹を使用しています。ピリ辛のお漬物である弁慶のほろほろ漬けは、熱いご飯にのせて召し上がっていただくのが一般的ですがその他、お茶漬けやおにぎり、又はチャーハンの調味料として使えます。...»

南部せんべい

噛めば噛むほど素材のおいしさが広がるおせんべい

南部せんべいは、約600年前に南部地方を訪れた長慶天皇に、地元の武士がソバ粉を練り、黒胡麻をまぶして焼いたものを献上したのが始まりです。 たっぷりの黒胡麻をまぶした「胡麻」は、南部せんべいの元祖です。また、「胡麻」と並んで昔から親しまれている「落花生」は、香ばしさとほんのりした甘さが特徴です。どちらも子供からお年寄りまで人気があり、噛めば噛むほど素材のおいしさが広がります。...»

金時まんぢゅう

なめらかなこし餡の薄皮饅頭

みちのく川崎名物「金時まんぢゅう」。ふんわりとした薄皮に伝統のこしあんがたっぷり入った上品な甘さの饅頭です。一関市川崎町の道の駅かわさき向かいに店舗を構える「湖月堂」が製造しています。なくなり次第終了のため、早い時では午前中には完売しています。...»

前沢牛 肉味噌

贅沢なブランド牛を使った肉味噌

前沢牛肉味噌は沢山あります。岩手限定で前沢牛100%使用の肉味噌も。とろけるような舌触りの前沢牛を風味そのままに肉味噌にしています。商品によっては個体識別番号も表示されています。ちょっと贅沢な肉味噌を食卓に如何ですか…。...»

小岩井農場 チーズケーキ

伝統の味わいが楽しめるチーズケーキ

小岩井農場のチーズケーキは、伝統の味わいを楽しめる逸品です。新鮮なミルク、卵、バター、クリームチーズを贅沢に使い、創業以来受け継がれてきた伝統の製法で熟練の職人が、一つひとつ丁寧に焼き上げています。小岩井伝統のコクのある芳醇な味わいを堪能できるベイクドチーズケーキと、とろけるようななめらかな食感のレアチーズケーキがあります。 ベイクドチーズケーキ:焼き目はさくっと、中はしっとりとした食感が特徴の本格派ベイクドチーズケーキです。こだわりの生クリームと卵を贅沢に使用していて、濃厚な味わいと豊かな風味を存分に味わえます。 レアチーズケーキ:口に入れた瞬間にとろける心地よい食感が特徴です。コクがあ...»

ちばけい あんドーナツ

素朴で懐かしい味わいのお茶請けにぴったりの定番菓子

「千葉恵製菓」は、世界遺産の町・平泉に本社を構え、大福やまんじゅうといった定番和菓子を手軽な価格で提供している菓子メーカーです。 千葉恵製菓の人気商品である「奥の平泉 あんドーナツ」は、口どけの良いドーナツ生地でこしあんを包み、こんがり揚げて砂糖をまぶしたお馴染みの姿です。 生地は「牛乳+卵+練乳」で練りこんでおり、水を一切使わずに作られています。 渋めの日本茶や香ばしいほうじ茶のお供にぴったりで、昔ながらのあんドーナツはなんとも懐かしい味わいが特徴です。 奥の平泉 あんドーナツは、一関市のスーパー内にある直営店「菜の花菓子舗」をはじめ、岩手県内のスーパーなどでも販売されています。...»

かさい農産 ごぼう茶

おみやげにぴったり!安心にこだわったごぼう茶

一関川崎の(有)かさい農産の「かさいくんちのごぼう茶」。栽培から製造工程までこだわりぬいた商品です。食物繊維たっぷりのゴボウの香と、ほんのりした甘さ、まろやかさ、すっきりした後味が特徴です。 ゴボウに含まれる「イヌリン」「サポニン」の栄養素には、老化防止や便秘、冷え性の改善、免疫力アップなど健康や美容に気遣う女性に大人気! もちろん男性の方にもご愛用して頂いております。お子様から、お年寄りまで、安心して飲んで頂けるお茶です。夏はアイスでも美味しく召し上がれますよ!...»

岩谷堂 羊羹

300年の歴史に培われた強いコシとコクが自慢の羊羹

奥州市江刺区岩谷堂の地区は、かつて伊達藩・岩谷堂城の城下町として栄えた土地。この地の名を冠した“岩谷堂羊羹”は、1673年に創製以来、城主の保護を受けながら作り続けらているとされる岩手銘菓だ。 現在では、江刺区内にある「回進堂」「菊泉堂」「菊正堂」の三軒の菓子店が共同で登録商標を取得し、各店ともさまざまな商品を販売している。 “岩谷堂羊羹”の特徴のひとつは、高温で長時間の煉ることによって生まれるコシの強さ。一口ほおばると、きめ細やかでコクのある甘さが広がる逸品だ。 ...»

醪饅頭

伝統の味、ほのかな酒の香り

明治末の創業から4代続く、全国でも珍しい酒まんじゅう専門の老舗「まん十や」。この店の看板商品が、遠野名物の“醪饅頭(さかまんじゅう)”です。 醪饅頭は、米麹と飯米を用い、秘伝の方法で発酵させた醪(もろみ)を生地に混ぜて作ります。そのため、本格的で独特なお酒の風味と香り高さが特徴です。中のこしあんも上品な甘みで、地元のファンが多いほか、お土産としても観光客に人気です。 このほか、醪饅頭を油で揚げた“揚げ饅頭”も好評です。食欲をそそるきつね色の皮と香ばしい風味が魅力で、多くの人々に愛されています。...»

前沢牛100%ハンバーグ

前沢牛の旨味を味わい尽くす

前沢牛は、岩手県奥州市の恵まれた自然、澄んだ空気、清潔な環境、そして独自配合の飼料により、鮮やかな霜降り、とろけるような舌ざわり、そして風味が豊かな極上品です。 一口噛むたびに牛肉の甘みと旨味、ジューシーな肉汁が溢れ出す逸品となっています。...»

いわて短角和牛

エコロジーでナチュラルな育った牛は極上の味わい

岩手短角和牛は、岩手県北部を中心に飼育されている日本短角種の牛から作られるブランド牛で、しっかりとした赤身が自慢の茶褐色の牛肉です。「南部牛追い唄」に歌われる岩手の南部牛をルーツとしています。 岩手県北部を中心に飼育される短角牛は、2〜3月頃に生まれ、春から秋にかけて母牛と一緒に放牧されます。この光景はとても和やかでノスタルジックです。 短角牛は、牧草や野草を食べ、のびのびと過ごしながら自然交配します。このエコロジー&ナチュラルな飼い方がいわて短角和牛の特徴です。黒毛和牛と比べて霜降りが少なく、脂の旨みとは異なる赤身のジューシーな味わいが楽しめます。...»

マルカンビル大食堂 ソフトクリーム

高さ約25cm、割り箸で食べるのが花巻流

マルカンビル大食堂の名物「10段巻きソフトクリーム」は、高さ約25cmとボリューム満点。割り箸で食べるのが花巻流で、フォトジェニックなだけでなく、食べ応えも抜群です。 マルカンビル大食堂は、1973年に開業したマルカン百貨店の6階にあった大食堂が閉店後、2017年にマルカンビルとして復活したものです。当時の雰囲気を可能な限り残しており、昭和レトロな空間で食事を楽しむことができます。 10段巻きソフトクリーム以外にも、ボリューム満点のナポリかつや辛口のあんかけが人気のマルカンラーメンなど、定番のメニューが揃っています。...»

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